はじめまして
　杉川周次　２８才　
　　小学生の時交通事故に遭い、脊椎を損傷　
　　以後、車椅子生活の一種一級の障害者です。

　　養護学校の高等部卒業後、機微の職業訓練校にいきパソコンを　習い、今はＣＡＤも少し出来ます。
　　今なにか好い勤め先はないかと探している時に、たまたま岐阜　駅に行きこのキッズドリームのお店の壁に＜就学・就労＞の相談の　表示を見つけたので思いきって書き込ませてもらいました。
　　僕のような障害者にでも出来る仕事や雇ってくれるところはあ　るのでしょうか。
　　どんなことでもいいですから教えてもらえるとありがたいので　すが。
　　よろしくお願いします。

杉川さん　こんにちは
　キッズドリームの代表をしています上村といいます。私は、現在このキッズドリーム以外にも、大垣のソフトピアジャパンの中で、バーチャルメディア工房といって、平成10年より岐阜県が、一般就労が困難な重度の障害を持つ人の中で、まずはパソコンを使って在宅で仕事が出来る人を対象に、「重度障害者の在宅就労支援事業」という取り組みを始めましたが、その取り組みにも関わらせてもらっています。ここでは、ここでは交通事故やスポーツ事故等でせき損や頸損になっり手足に重い障害をおった人や、病気で目に障害を持った人、生まれたときから障害を持った人など、障害の種類や程度も、年齢もさまざまな人たち11人と、やはり障害を持つ私たちスタッフ2名がいますが、みんなとても頑張って仕事をしています。
　もちろん、今私たちが取り組んでいる就労の形態が絶対とか全てだというつもりはありません。一般社会の中に受け入れてもらい、その中でいろいろな人とかかわりを持ちながら仕事をしていけることが一番言いに決まっています。
　でも、この社会情勢の中、なかなかそううまくいかない現状の中において、この方法も障害者の就労の選択肢の一つとしては必要不可欠なものですし、若い障害を持った人が工房に来るようになった中で、仕事の力をつけていくにしたがって、もっといろいろな仕事にチャレンジしたい、その為にも運転免許がとりたい・・・・・と言い出し、残念ながら県内では取れなくて他県の施設にお願いしに同行し、受け入れてもらい、めでたく、しかも一発で合格・・・・・・。その後この彼は、更に頑張り、いつまでも親の保護下でスネをかじっていられない、何とか一人暮らしがしたい、自立がしたいという強い希望を持つようになり、私たちも何とかしてやりたくて今頑張っていますが、私たちの工房内はとてもいいムードで、みんなが支えあい励まし高めあっていますが、これが今の私たちの誇りでもあり生きがいでもあります。
　とにかく、そんな雰囲気だけでも感じに一度こられませんか。工房へどうのこうのではなくて、そんな同じ障害を持つ人たちが自分以外にもたくさんいるということを知っていただくだけでも、きっと杉川さんのお仕事への気持ちの中に何か新しいものを感じていただけると思いますよ。
　工房はこれまで、毎年2.3人の仲間を登録メンバーとして加えてきましたが、昨年から少し状況等の中に難しい課題があり、今年もまだ少し先になりそうな気配ですが、一度お会いして工房の説明もさせていただきたいし、よかったら是非お出かけください。
　杉川さんは岐阜県の方ですか？　工房は、基本的には月曜から金曜まで開いております。
　参考までに工房の連絡先と私のメールアドレス、工房のホームページアドレスを紹介させていただきますので、よかったら一度覗いてみてください。

　バーチャルメディア工房
　　　〒５０３−０００６　
　　　大垣市加賀野４−１−７　ソフトピアジャパン　７F-702
　　　　　ｔ・f　０５８４−７７−０５３３
　　　　　ＨＰ　ＵＲＬ;//vm-studio.jp
Email;kuemura@mail.vm-studio.jp



　

杉川です。
お返事ありがとうございました。
９月に入りできるだけ早くに一度お話をお聞きしにお伺いがしたいのですがよろしいですか。
お伺いする日が決まりましたら改めてご連絡させてもらいますので、その時にはどうかよろしくお願いします。