[リストへもどる]
一括表示
タイトル病状質問
記事No42
投稿日: 2004/02/06(Fri) 17:38
投稿者miku
1ヶ月前交通事故に遭い、医師からの診断は中心性頸随損傷でした。事故直後は手足の感覚が無く歩けなかったのですが、今は歩けるようになりましたが指の痺れが残っています。又ずっと両耳が聞こえづらいのですが、これも損傷の影響なのでしょうか?良くなるのでしょうか?お願いします。

タイトルRe: 病状質問
記事No43
投稿日: 2004/02/06(Fri) 17:44
投稿者上村   <kpapa@kids-dream.jp>
参照先http://www.kids-dream.jp
mikuさん こんにちは

 大変なめに遭われたんですね。中心性脊髄損傷ですか? でも、今回この書込みを見たとき、駄目ですね、私たちのようにC−4を完全脱臼骨折しているものは、驚くどころか羨ましくさえ思ってしまって・・・・・。
 すみません! 決して負われた障害に差をつけたり軽視するつもりは全くないのですが。私の持ち合わせているほんのチョットした知識では、骨に傷のない脊髄損傷という理解の仕方をしているものですから。でも、その事が前々からとても不思議に思えていたものですから、今回改めて調べてみましたら、身近なインターネット上では

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

元々の学説は1954年にシュナイダー医学博士が「頚髄損傷であれば下肢の麻痺も認められて当然であるのに下肢には麻痺がほとんど認められず、上肢の麻痺が主体の患者について死亡後解剖を行ったところ、脊髄の中心部の損傷が激しかった。」ことを発見して学会に発表したのが始まりです。
解剖学的には上肢に行く神経線維は中心寄りに、下肢に行く神経線維は外側寄りに存在しますので、中心部に損傷が強ければ上肢の症状が重く、下肢の症状は軽くなるのです。脊髄の辺縁部は周辺を取り囲む多くの血管によって栄養を受けていますが、中心部は中心動脈から枝分かれした毛細血管から栄養を受けています。このことからも脊髄の中心部は損傷を受け易く、回復しにくいという特徴を示します。 
この症例は「変形性脊椎症」や「脊柱管狭窄症」が基礎にある中年以降の被害者に比較的軽微な受傷機転で発症することが多いのを特徴としています。
おおむね予後は良好とされていますが、中年以降の被害者には先の既往歴が予想されますので治療は長期化し、改善も不良なことが多いのです。ステロイド剤の治療がメインですが、改善傾向を示さない場合、後遺障害等級は9級以上が認定されます。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

というような記述がありました。
別の文献でも、また以前に私のお会いした方の場合にも、症状は徐々に良くなる方向には向かうようですが、少し長くなる覚悟と現在の状況と仲良く付き合っていく・・・・・というくらいの気持ちが必要になるのではないでしょうか。
それに、両耳に症状については、勿論専門医の診察により異常がないのであれば、怪我をされた直後の動けない状態の期間に寝込んでおられたと思いますが、その後遺症?、少し自律神経のバランスが崩れている事によるものではないでしょうか? 私たちも少し長く寝込むと今でも同じような症状に悩まされることがありますが・・・・・、慣れと体力の回復とともに良くなり気にならなくなるのではないでしょうか・・・・

どうかくれぐれも気をつけてください!
お互い 障害に負けないで頑張りましょう!